【特別対談】Slow Sweets ✕ BlueDOOR Coffee
今回、Spring Giftの販売にご協力いただいた、「Blue DOOR Coffee」店主、染谷さんにSlow Farm園主の安藤がお話を伺いました。
2人の話の中では、地域とのつながりを大切に思う言葉が多く聞こえました。
〈安藤〉
Blue DOOR Coffeeはいつオープンしましたか?
〈染谷〉
父から引き継いで今のようなショップの形になったのは2014年7月です。今年で9年目になりますね。
〈安藤〉
なぜこの寺家という場所を選んだのですか?
〈染谷〉
元々父が問屋をしていて、2009年に焙煎する工場をこの場所に移しました。問屋としてやっていたので、集客よりも焙煎の環境を重視してこの場所を選びました煙突から煙を焚いても大丈夫なストレスがないこの場所で始まったのがきっかけです。
〈安藤〉
2014年に染谷さんがお父様から事業を受け継いで今のような形になったのですね。なぜ今のような形に変えたのででしょう?
〈染谷〉
しっかり地に足をつけてやりたいという想いからですね。やはり問屋は取引先の状況によって左右されてしまうことも多いので。
〈安藤〉
Slow Sweetsも同じですが、立地が良いとは言えない場所でショップという形を選んだのは、何か思いがあったのですか?
〈染谷〉
始めて3年くらいは結構厳しかったですが、父が元々やっていたことを受け継いでお客さんに周知されていくのには時間がかかりますし、しっかりしたものを出さないとお客さんのリピートにも繋がらないと思っていました。
〈安藤〉
商品名が『里山』や『緑風』といった寺家にちなんだ、素敵な名前がついていますが、どのようにして商品名を決めていったのでしょうか?
〈染谷〉
父がこの場所にお店を構えた時に、作ったブレンドで、名前も父が考えました。そこは崩したくないし、地域の特色とネーミングもハマっているので、それをそのまま使っています。
〈安藤〉
お父様から受け継いだ名前なのですね!ほんとにいい商品名ですよね!染谷さんは『地に足つけてやっていきたい』というフレーズを良く使われる印象があります。僕たちも地元のお客様に愛されていくお店にしたいという想いをもってやっているのですが、染谷さんがお客様と接する中で意識していることはありますか?
〈染谷〉
もちろん、商品の味はぶれずにやっていきたいですし、コーヒー屋としての役割というか、ここにきてほっと一息できる場所というのを定着させたいという想いはありますね。身近に感じていただけるよう、親しみやすい雰囲気や話し方などは大切にしています。
〈安藤〉
コラボ商品という取り組みは初めてなんです。同じ地域のBlueDOOR Coffeeさんと作る限定商品を、お客様にも楽しんでいただけたら嬉しいですね!
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