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【園主Blog】今シーズンもありがとうございました

  • 園主
  • 6月15日
  • 読了時間: 3分

今シーズンもSlow Farm・Slow Sweetsをご利用いただき、誠にありがとうございます。


イチゴの直売、Slow Sweetsのイチゴ商品の販売は、本日で一区切りとなりました。来週からはブルーベリー、桃、メロン、ぶどうなど、季節の移ろいとともに、旬の果物を使ったスイーツが出て参りますので、ご利用いただけると幸いです。Farmでは、トウモロコシ始め、夏野菜の準備が進んでおります!


少し今シーズンを振り返りたいと思います。今シーズンでSlow Farmを始めて6回目の栽培になりました。今回は秋口の暑さで、育苗後半の生育〜定植後の初期成育が難しい年でした。しかし、それに対応するように生育を調整することが出来たので、比較的栽培はうまくいった年だったように思います。


一方で、私たちが直面している課題も明確になったシーズンでした。2019年に最初のハウス1棟を建て、現在はハウス3棟、栽培面積が6年で約3倍になりました。本当に皆様のおかげで、直売は完売、いちご狩りも満員になる事が多く、ハウスの増棟を踏みきってきました。しかし、ハウス3棟目まで栽培面積が広がったあたりから、1株当たりの収穫量は減り、栽培が何かうまくいかない事が増えてきたのです。


昨シーズンが終わった時、冷静に一度振り返ってみました。すると、現在の栽培面積は、私の栽培技術ではカバーしきれない規模になり、目が行き届かない事、手が回らない事が増えている事に気が付きました。単純に少しキャパオーバーになっていたのです。


そんな事を思いながら今シーズンは栽培してきたのですが、とにかく今はしっかりと腰を据えて、栽培技術を上げる事、スタッフ全員の技術を上げていく事に注力しています。


以前、あるお客様から「生きる力をもらった、ありがとう!」 というお言葉を頂戴した事があります。手術後の入院中にお見舞いで私たちのいちごをいただいたようで、とても元気が出たとの事でした。作り手としてこれ以上ない有難いお言葉です。こういったお言葉に答える為にも、技術を磨き、良いいちごを作る事が、我々栽培者として責務だと感じています。


よくご来園いただくお客様には「最近あまり見ないね」とか、「難しい顔してるね」と言われることが最近多いのですが、こんな事を考えながら、日々栽培現場に出ています…笑


私達の農園は川崎・横浜・町田に囲まれるような場所に立地しています。やはりこのエリアの一つの特徴は、畑が住宅街の中にあり、食生活が豊かな事だと思います。Slow Farmで作っているいちごも、Slow Sweetsで作っているお菓子も、そんな豊かなライフスタイルを表現し、みなさまが手土産等で利用したくなるような商品になる事を目指しています。そうなれるように、次のシーズンに向けて挑戦を始めています!


いちごシーズンは終わりますが、暑くなるこれからは、かき氷やスムージー、採れたての夏野菜が旬を迎えます!


引き続き皆様のご来園をお待ちしております!


園主 安藤

 
 
 

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​農園パティスリー​  Slow Sweets

神奈川県川崎市麻生区早野 246 Slow Farm いちご農園内
11:00-17:00 044-322-9492

定休日 月曜日

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